update:2022.10.31
「Trick or treat 」(トリック・オア・トリート!)
ちいさな消防士やモンスター、新幹線などに扮装したご近所の
インターナショナルスクールのこどもたちがIMAGINEへやってきました!
ハロウィンのお誘いをいただき、近所の公園で楽しいひと時を過ごさせていただきました。
IMAGINEのスタッフもハロウィンの扮装をして「Trick or treat」と向かってくる
ちびっこモンスターたちにお菓子を配って可愛さにメロメロになりながらめちゃくちゃ癒やされました!
今年はあまり準備する時間もなかったので、来年はより本格的にしっかり用意したいと思います キラッ!
もしかしたらこの小さなモンスターたちの中からクリエイターになる子も出てくるかもしれません。
大人になって、そういえばご近所のデザイン事務所にノリのいいおじさんたちがいたな~なんて想い出してくれたら
嬉しいな・・・
将来のクリエイターといえば、SBC信越放送で毎年行っている
「高校生交通安全CMコンテスト」こちらのコンテストに審査委員長として呼んでいただきました。
現役高校生たちが、交通安全をテーマに考えたTVCM・ラジオCMの数々!
色々なコンセプト設計や様々な表現方法、技術面などなど、高校生やるじゃん!
それぞれの作品をじっくりと拝見して、もちろんプロとしての厳しいチェックも入りつつ
そこはかとなく見え隠れする「才能」「素質」「才力」「センス」など
よくいう原石という表現にぴったり!
もちろん、これから先さまざまな選択肢の中で
自分にあった職業を見つけていくこととは思いますが
つい、言わずにはいられない。
「そこのキミ!隠れてないで出てきなさい!」
CMだけじゃなく、クリエイティブだけじゃなく、生きていく力には
アイデアが必要不可欠です。
もっと言えば、アイデアをカタチにしていく力が必要です。
たぶん、これはどんなことにもあてはめることが出来ると思いますが
「面白い」とか「好き」っておもう事柄は「アイデア」と同類で
それ自体は良い悪いじゃなく、あくまで感覚的なものです。
なんとなくや、はっきりしない感覚的なもの。
でも、面白くて、これ好きだなって思えること。
こういった感覚的なものを、どうやったら論理的で誰にでもわかるようなカタチにするのか。
それこそが、工夫だったり表現だったりするのだと思います。
例えば、とっても美しいカタチで、4000CCもある排気量で、300km以上スピードが出る
スポーツカーがあったとします。
まぁ、普通は必要ないですよね。どこへ行くのにも排気量も1000ccもあればパワー不足ということはないし、
100kmも出れば十分です。もちろん購入費だって普通の感覚ではとても購入出来ません。
しかし!!!
このスポーツカーが「面白いなー」ましてや「好きよん!」なんて思ってしまったらどうしますか?
「今の生活には必要ないな」
「税金やまわりの目を考えるととても乗れないな」
「どこでそんなスピード出すの?」
色々と理由を探して諦める、もしくは別のクルマにする・・・というのが普通だと思います。
世間一般的にはこういう判断をする人を「常識人」と呼びます。
しかし!!!
クルマ好きは違います。まず、必要な理由を探します。否、常識人を納得させる説得材料を探します。
「このクルマはアルミボディなんだ!オールアルミってやばくない?」
「100人がほしいといったら、このメーカーは80台しか作らないんだよ。わかる?この意味が」
「希少価値が高いからあと数年で買った値段より高く売れるから」など
言い訳をします。
世間一般的にはこういう言い訳をする人を「ヘンタイ」と呼びます。
これ脱線しているようですが、違います キラッ。
なにが言いたいのかというと、クルマ好きは常にほしいクルマを買う理由を考えているものです。
そう、そもそも本来は必要ないものだから。
アイデアも感覚として「あっ!これいいかも」「おっ!これ面白いかも」と思っている段階は
まだ誰かにとって必要なものにはなっていない可能性があります。
そのまだ誰かに向けられていない「アイデア」を誰かに届けるようにするのが
「クリエイティブ=カタチにする」ということのように思います。
思いつきのようなアイデアであったり、それ1つじゃ魅力の足りないアイデアも
なにかと一緒にしたり、どこかで見た表現を足してみたり、知恵の輪のように
こねくりまわしたりすることで、誰かに伝わる、誰かに届く一本の線のようにカタチになって
いくものだと思っています。
だからこそ、理屈や理論から入るんじゃなくて「面白い」や「好き」って感覚から
何事もはじめられないと、CMのように特定のだれかだったり、不特定多数の人々に
メッセージって伝わらないのかなって思います。
今日の格言。
「クルマ好きは好きという理由だけではまわりを納得させることが出来ない」
深いような浅い話しでした。
ちなみに、「高校生交通安全CMコンテスト」のグランプリ、入賞作品は12月下旬より
SBC信越放送にて実際にオンエアされます!ぜひご覧ください。
IMAGINE -BRANDING AND DESIGN - イマジン −ブランディングアンドデザイン− CREATIVE DIRECTOR 霜方 和弘
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