update:2021.02.06
先日、少し前の映画を見ていてなんか違和感を感じました。
それは、大きな会議場でたくさんの人々がひしめき合って怒号を飛ばしているシーン。
ちょっと今では考えられないシーンですよね。
ここ1年ほどで密にならない場面を無意識に意識するようになってしまったということでしょう。
人間の順応性とは恐ろしいものだなーなんて感じる出来事です。
そうそう、先日また違う映画を見ていて気づいたんですが、
エンドロールに流れてくる曲が僕が大好きな曲だったんです。
今更ながらこの映画とタイアップしていた曲なんだって知りました。
この曲のPVがすごくいいんですよね。昔から好きなんですが曲も映像もとてもイイ。
なんの曲かは置いておきますが(年甲斐もないので普通に恥ずかしいです、、、)
タイトルと歌詞のギャップがあって、うまいなーと思ってしまいます。
こんなPV作ってみたいな。コインランドリーのシーン撮りたい。
逆光で振り返ってるとこ撮りたい。マフラーにあごが隠れてるとこ撮りたい。
あぁ、また妄想が。
脱線話しは置いておいて、本題のブログのタイトル「幸福論」。
コロナで浮き彫りになってきたクリエイティブ業界の問題点や働き方など
こういう状況下で今までとはまた違った側面が見えてきているなーって実感しています。
確かに去年の緊急事態宣言以降、今までシーズン問わず行われてきたイベントなどに関連するデザインや広告などは激減しているように感じます。
ただ、秋以降は小規模なものなども動いているので例年よりやや下降ぎみかな?ってイメージです。
やはり多くなってきているのは、WEBや映像などをつかったプロモーションです。
これらは印象としてはかなり活発に動いていて、簡単にいうとめちゃくちゃ忙しいです。
IMAGINEでは主に企画とデザイン、ディレクションなどを担当しています。
フィニッシュの編集などは編集プロダクションで行うのですが、そっちももうめちゃくちゃ忙しい。
そんな中で最近すごく想うのが「幸福か?」ということです。
そんな重い話でもなんでもないんですが、
たとえば、すごく忙しくて苦しくていっぱいいっぱいで夜も寝ないで仕事をしているひとを
普通は、「かわいそうー」「大変だね」「そんな頑張らなくてもいいのに」とか
思いますよね。
実際、その通りだったりするととてつもなく「幸福度」は低いと言わざるをえないです。
でも、なにかの使命や目標を持ってやっていてそんな状況でも充実していたり
得るものがありつつその中に身をおいている場合は、その人の「幸福度」は高いんじゃないかな。
あ、ぼくは周りからどう見えているか知りませんが
自分の「幸福度」は比較的高いんじゃないかなって思っています。
というのも、新しいことや何かを考え出すこと、作り出すこと。
そういった仕事の手応えなんかを実感しながら日々取り組んでいるので
忙しいながらも、その都度の到達点を目指しているので、まわりから見るほど悲惨じゃないですよ。
なんて言った次の瞬間、アイデアが出なくてすべてを投げ出してしまいたくもなります 笑
そう、矛盾だらけです。だって人間だもの。
ただ、業界全体(特に制作プロダクション)がこのままでは辟易してしまうんじゃないかなと心配しています。
だからどうしたら幸福度が上がるようになるのかなーっていうのが、最近のテーマですね。
IMAGINEにとってもとても大切なテーマだな。
なかなか答えが簡単に出る話しではないので難しいのですが
これは、ただ単にやり甲斐とか目標とかっていう精神論だけじゃなくて
しっかりとした対価として成り立っていかないといけません。
ブランディングなどでもそうですが、価格競争を始めた途端、仕事の受注度は上がるかもしれませんが相対的な幸福度は下がってしまいますよね。
そうならないためには、ブランディングの根本的な考えた方である「価値を高める」ことしかないんでしょうけどね。
IMAGINEにもぼくにも「価値」はあると信じてはいますが、まだまだ理想と現実のギャップを感じてしまいます。
それにしても、一年ってあっという間にすぎるので漠然と過ごさないように
「幸福度」を少しでも高められるように意識したいなって思います。
今日の幸福度は「80%」
少し高めなのは、コンビニで“ホットケーキマン”(肉まんのホットケーキ版)見て
近いうちに食べようと思ったからである!
では、ごきげんよう。
IMAGINE -BRANDING AND DESIGN - イマジン −ブランディングアンドデザイン− CREATIVE DIRECTOR 霜方 和弘
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