商品ブランディングのお話し

いま、手掛けているブランディングとして新商品のプロジェクトがあります。

これはネット販売が主になる、生活にとっても身近な商品です。

昨年から、進めているんですが夜も寝ないで昼寝して

ひねり出したネーミング。

これ、直感で気に入ってしまいました！

丸に漢字の「一」で「おひとつ」と読みます。

商品の使い方やモダンな和風のデザインにも合うと思います。

先日、クライアントに提案したんですが

クライアントも直感的に気に入っていただき即採用となりました。パチパチ

ターゲット設定などはすでにできていて、コピーワークもまとまりましたので

いよいよ製品やタグ、WEBページやらパッケージ、パンフレットなど

一連のブランディングで進めていきます。

商品のほうも白い子が中心となってセンスの良いものが

出来上がる予感しかしません。

あまり仕事をするうえで共通の趣味を持った方に出会うことは

少ないのですが、今回の案件のクライアントさんは

ぼくと趣味がぴったり合致していて、ついついそっちの話しになってしまいます。

仕事の話しより多いんじゃないの？という感じです。

まー平たく言えばクルマです。クルマ。

スポーツカーと機械をこよなく愛してらっしゃる方なんです。

ぼくは、ヨーロッパのクルマが大好物なんですが

ヨーロッパ車もメーカーによっては高級車ってイメージが先行しがちなのですが

もちろん高級車も沢山ありますよ。

でもスポーツを突き詰めたクルマが多いのも事実です。

例えば、運転席に向けて傾斜したインパネだったり

FR寄りにふられた4WDシステムだったり、操作系も日本のクルマとは味付けが違うことが多いです。

ぼくが普段乗っているクルマはとてもスポーツカーとは言えないようなクルマですが

たとえば運転席ひとつとってみても、つい「コックピット」と呼んでしまうようなクルマってよだれが出ます。

またスポーツカーの中には、ネーミングも秀逸なモノが多くあります。

みなさん聞いたことありませんか？

・ポルシェ　スピードスター

・ユーノス　ロードスター

・ミツオカ　ロックスター

みんな「スター」ってついてますね。

ちなみに、ここで言うところの「スター」って「星」のスターではないんです。

「星」のスターだと逆にちょっとかっこ悪いですよね。チーン

たとえば、ポルシェのスピード・スター

「スピード・スター」とは「スピードを知るもの」とか「スピードをする人」などといった意味らしいです。

こう置き換えるとめちゃくちゃかっこイイ！

・ポルシェ　スピードスター（スピードを知るもの）

・ユーノス　ロードスター（道を知るもの）

・ミツオカ　ロックスター（ROCKを知るもの）

ついでに、ポルシェの911って有名ですがこの「911」って名前。

これは開発コードでタイプナンバーとも呼ばれたりしていますが

本来の「911」の開発コードは「901」だったらしいです。

プジョーが2桁目の「0」を商標登録していてしかたなく「911」となった逸話もあります。

プジョーが商標登録していなかったら世界的に有名な「911」も存在しなかったのかーと

思うと面白いですよね。

脱線しまくりましたが、商標登録！

これ大事です！

このへんのお話しもブランディングでは大切なワードなので

またの機会に僕がもっている浅い知識でご紹介したいと思います。

ということで、暖かくなったらクライアントとカフェでクルマを見ながら

ミーティングを出来るよう、ブランディングをしっかりと進めたいと思います。

IMAGINE　-BRANDING AND DESIGN -
イマジン −ブランディングアンドデザイン−
CREATIVE DIRECTOR  霜方 和弘