BLOG

update:2022.08.22

期待を裏切らないということ

「期待を裏切らない」なかなかに重い言葉ですが、クリエイティブ業界で生きていると

いつも身近にある言葉かもしれません。

経験値の低い新人時代などにスマッシュヒットを出すと、上司も周りも持ち上げてくれて

「やり甲斐と達成感」を味わえるものです。そういう実績を積んで、頼りにされて

いつのまにか一人前のプロフェッショナルになっていくんでしょうね。

 

そして、ベテランになった今!「出来てあたりまえ」「平均100点」があたりまえの日常です。

そういった期待に応えるべく日々奮闘するのですが、その「期待に応える」難しさは

どの世界のプロだろうと、永遠のテーマですよね。

 

そして必ず人は老いるもの。いつかは世代交代、引退する時が来ます。

だからこそ、少しずつでもアップデートして時流に合わせ、時代に合わせ

いろんな声が聞けるように柔軟な姿勢でいたいなーと考えたりします。

まずは耳から老いるってよく言うじゃないですか。

「耳をかさない」「言っても聞かない」ん~まだ大丈夫だと思いたい!

 

前置きが長くなりましたが、何が言いたいのかというと!

期待を裏切らなかった最高の作品の話しです。

そう「トップガン・マーヴェリック」です! パチパチパチ

なんだ、その話しがしたかったのね、と言うなかれ!

名作「トップガン」の続編、そして延期に延期を重ねて待ちに待った公開。

前作を観ていない人は完全に置いていきますので!失礼!キラッ

 

もうね、最初の「ゴ~ン」て鐘?の音から入るオープニング。

そしてテロップの入り方まで前作を踏襲していて、のっけからちびりそうでした。

TOPGUN

のテロップの後に、これまた前作と同じディストーションのかかった

ギターのカッティング!

「デレッデデーデンデデデッデ デレッデデーデンデデデッデ」

開始数分で失神しそうになるのをこらえながらの鑑賞でした。

ガレージからカワサキをひっぱり出してバイーンと格納庫へ

ジェニファー・コネリーが大人な魅力全開でニコッ♪

旧友との涙ボロボロの再会があって、ギュイーンとミッションを遂行して

今は亡き旧友の息子とF14でバイーンと飛んで

最後はポルシェの脇に立つ彼女!

シルバーのポルシェ911がまた渋いんだ、これが。

ひさしぶりに、エンドロールが終わっても放心状態でした。

トム・クルーズすごい!ほんと「期待を裏切らない」を

このスケールで出来ちゃう人なんて、世界広しと言えどもトム・クルーズだけですね!

けど、今回なにがすごいかって、みんなすごいんですけど

前回のオマージュぐあいが程よい!足りなくないし、多すぎもしない。

やはり見る人のことをしっかり意識して、またファンの気持ちを裏切らないように

慎重に丁寧に作られている感じがしました。

 

結局何が言いたかったのかというと、ちゃんとその時々に立ち止まり

期待に応えられているか?と思えるようにしたいなって。

つい、日常にながされがちにはなるけれど、やっぱりプロである以上は

「期待を裏切らない」と思ってもらえるようにしたいなって思います。

 

今日の一言。

「自分っ、プロっすから。」

IMAGINE -BRANDING AND DESIGN -
イマジンブランディングアンドデザイン−
CREATIVE DIRECTOR  霜方 和弘

© IMAGINE -BRANDING AND DESIGN-

back to top

This website uses JavaScript.
Please access enable JavaScript.