update:2023.12.27
もう何十年と同じようなタイミングで同じようなことを言いますが、
「今年もあっという間だった・・・」
そしてブログもまたまた久しぶり。制作実績もなかなかアップ出来ないままもう年の瀬です。
もちろん、今年もたくさんの出会いに、たくさんのお仕事させていただき
ご紹介出来るものもあれば、ご紹介出来ない案件もあるので、また実績については
おいおいアップしていこうと思います。
今年のイマジンにとって大きな出来事といえば
昨年に続き、1月から新たに仲間が加わったこと。
まだ1年経たないのに様々な案件で活躍してくれて、コンペも取るなど力を発揮してくれています。
あと、今年は新しい取引様が増え、新規でお声がけいただくことも多かった年です。
ありがたいことです。これからも期待に応えられるパフォーマンスを発揮しなければ!キリッ!
なんとなく、総まとめ的なブログを書こうと思っていますが、
この一年も色々なことがありすぎて・・・新しいチャレンジが出来たこと。
自分達に対する課題を痛感したこと。楽しい現場で仲間の素晴らしさを再確認したこと。などなど。
一つひとつ掘り下げると長文になりそうなので・・・
今年最後のブログは、クリエイティブの今を振り返りながら話しをしたいと思います。
近年ますます2極化が進んでいるように感じる「世の中の需要」。
クリエイティブの世界でも、もっぱら話題になるのが「スピード」と「価格」ではないでしょうか。
「スピード」はまさに、時代を象徴する部分でもあり、制作側にとっては常に影響が出る部分でもあります。
ただクライアントの立場に立ったものの見方で、スピードがすべてに勝る場合も往々にしてあります。
これだけ時代の流れが早いのだから情報も早くなければなりません。
リリースしたいタイミングですぐ出せることが一番の目的だったりします。
だからこそ、ぼくら制作の人間も、その内容を見極めることが大事です。
もちろんクオリティも大事ですが、今、何に一番ウエイトを置かなければならないのか。
そこをしっかり考えることが出来るようにしたいものです。
そういった柔軟な対応が出来るからこそ、クオリティが大事なときには
しっかりとお時間を頂戴します。長いときには半年から1年ほどかかるプロジェクトもあります。
でも、何に一番ウエイトを置くのかを常にクライアントと共有出来ればなんら問題はありません。
やっぱり大事なのはコミニケーションですよね。対話をしっかりしながらお互い共通認識を持ちたいものです。
さぁ、お次はなんとなく話題にしにくい「価格」について。
こればかりはそれぞれのプロダクションで考え方もあると思いますので一概にくくれませんが
イマジンでは、「適正価格」と「手間」のバランスで価格を設定させていただきます。
予算は多ければ多いほどありがたいですが、常に「適正価格」で仕事が出来れば無理に利益を
多くする必要はありません。
その予算を表現の幅に使うことが出来ます。これが「手間」の部分で、より広がりのある表現や
機材、人材などに予算を使用することが出来ます。
もちろん予算がない場合もご相談に乗れます。「適正価格」については大きく変動することは
難しいかもしれませんが「手間」の部分を簡素化することで予算の圧縮も可能です。
クリエイティブに携わる人間としてクオリティを意識的に低くすることは出来ませんが「手間」は
なんとかなるものなのです。たぶん・・・。
これからの時代、より「需要と供給」のバランスが崩れてくると思います。
ユーザーやクライアントが望む「需要」に対してそれに応えられる「供給」が多くなっているからです。
簡単に言うとプロじゃなくても、「デザインが出来る」「文章が書ける」「撮影が出来る」「編集が出来る」
そういった供給がどんどん増えていきます。
まさに今はその真っ只中という感じかもしれません。
「需要」に足しして「供給」が多い状態です。
やれる人、やりたい人が多くなるので「売り手市場」の出来上がりです。
そうすると先に話していた「スピード」と「価格」の意味を単純に「早く・安く」に置き換えて
しまいがちです。
でも、ここでひとつ考えてほしいことは、「需要」の中にもまだまだプロでなくては解決できない
「課題に対する解決法という需要」が沢山あるんです。
だからこそ、ぼくらクリエイティブを仕事としている人たちは、ユーザーやクライアントが望む「目に見える需要」だけでなく
ユーザーやクライアントが気づいていない「課題解決の需要」に目を向けなければなりません。
ここだけの話しですが、実はそういった潜在的要望は市場にすごく多く溢れています。
そして、「課題解決の需要」に応えられるクリエイティブプロダクションもそう多くはありません。
ポジショントークになると嫌なので、はっきりいいますがイマジンだってまだまだです。チーン
でも、そこを意識出来るかが今後のクリエイティブ業界で大事なのだけは確かです。
そのような「課題解決の需要」を探りあてる、見極めるにはやはり大事なのは「考える」ことなんです。
安易にすぐ表現したりデザインしたりすることなく、「考える力」が必要なんです。
そして、デザイナーやクリエイターの素晴らしいところは「想像力が豊」なことなんです。
「想像する力」がさまざまな仮説を立て、そこに対する解決法を具現化することが出来るのです。
だから、ユーザーやクライアントはそこをもっと頼ってください!力を信じてください!
デザイナーやクリエイターのパフォーマンスはまだまだ上がります!!
ちょっと世知辛い話題だったかもしれませんが・・・
まだまだ夢も希望もあると信じて、まずはゆっくりのんびりと仕事の疲れを癒やしましょう。
年末はダラダラして、暴飲暴食して、ぼーっとしましょう。
来年の目標としては
・仮面ライダーの脚本を発注してもらう・・・神頼み
・仮面ライダーに出演していたあの女優さんをCMに起用する・・・運頼み
・スイーツの食べ放題(いちごたっぷり・高級志向)につれていってもらう・・・人頼み
2つぐらい行けんじゃね?
また脱線しましたが・・・
イマジンの来年度の目標も記しておきましょう。
ずばり「アップデート」です。
世の中の動きに対して、需要に対して、型にはまることなく柔軟にアップデートしていきたいと思います。
イマジンの仲間がいるかぎり出来ないことなんてこれっぽっちもありません!
来年も様々な場面で「アップデート」したパフォーマンスをお見せ出来たらと思います。
本年も皆様方には大変お世話になりました。
来年も皆様によき年になるよう願っております。
とにもかくにも、親愛なる社内外のスタッフ、紳士淑女の皆様方に感謝です。
また来年元気にお会いしましょう!
IMAGINE -BRANDING AND DESIGN - イマジン −ブランディングアンドデザイン− CREATIVE DIRECTOR 霜方 和弘
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